小動物の夜間診療に関して

マダニによる感染症にご注意!

マダニによる感染症が春季以降増加します。
マダニに咬まれないように注意しましょう!

愛媛県が発行している「SFTSリーフレット」があります。
ぜひダウンロードしてご一読ください。

SFTSリーフレット(愛媛県)(PDF:985KB)

 

マダニとは?
・森林や草地などの屋外に生息する比較的大型のダニです。
(吸血前3~8mm、吸血後10~20mm)

・シカ、イノシシ、野ウサギなどの野生動物が出没する場所に多く生息しています。

・春から秋にかけて活動が活発になります。

飼い犬等がマダニを付けて持ち帰ることもあります。
※犬や猫からマダニを介さずに直接SFTSウイルスに感染した事例も報告されています。

・皮膚の柔らかいところ(腋の下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭など)を探して咬みつきます。

・咬まれると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)日本紅斑熱などの感染症になることがあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは?
【潜伏期間】
・マダニに咬まれてから6日~2週間後に発症

【症状】
・発熱、嘔吐、下痢、腹痛など
・重症化し、死亡することもあります。
(県内の報告では、33人中8人死亡※R2.6.18現在)
・マダニの刺し口が見つからないこともあります。

【県民の感染状況】
ほとんどの県民がSFTSウイルスに感染したことがないため、今後ウイルスを持ったマダニに咬まれた場合、感染・発症する可能性があります。